セミナー「地下水ガバナンスの理論・事例分析と実践的プロセスへの示唆」

会告(PDF)は >> こちら

開催案内(申込受付中)

主催:公益社団法人日本地下水学会

2014(平成26)年7月1日に「水循環基本法」が施行され、翌2015(平成27)年7月10日に「水循環基本計画」が閣議決定されました。この基本計画において、「水循環に関する施策についての基本的な方針」の一つである「水の適正な利用及び水の恵沢の享受の確保」において、『持続可能な地下水の保全と利用の推進』が掲げられています。

  この「持続可能な」あるいは「持続可能性」という考え方は、1987年の「環境と開発に関する世界会議」で提唱された概念であり、1992年の「地球サミット」でのリオ宣言を経て2015年の国連による「持続可能な開発目標」(SDGs; Sustainable Development Goals)の設定に至り、今日における地球環境問題を考える上での国際的なコンセンサスとなっています。

  一方で、地下水管理においては、科学的不確実性、地域固有性、越境性、多機能性、多様な主体(利害関係者)との関わりといった多くの課題が存在し、これらを統合的に解決するためには、従来の法的規制を中心とした行政主導だけでは対応することが困難であり、新しい理念に基づく地下水管理の実践が必要となります。

こうした観点から、公益社団法人日本地下水学会では、上記の課題を具体化し、広く社会に認識してもらう活動を行っていくことが責務であると考え、持続可能な地下水の保全と利用に関わる「地下水ガバナンス」を中心とした調査・研究を社会科学的な側面から遂行する「地下水ガバナンス等調査・研究グループ」を2017(平成29)年10月に立ち上げ、活動を行っています。そして、2019(平成31)年1月25日にシンポジウム「わが国における地下水ガバナンスの現状と課題―社会系科学の側面から―」を開催し、各グループの中間的な研究成果を報告するとともに、地方自治体、NPO関係者及び企業の立場から見た地下水ガバナンスへの期待についての講演ならびに地下水ガバナンスの社会への適応をテーマにパネルディスカッションを行いました。

  本セミナーは、上記のシンポジウムの成果を踏まえつつ、地下水管理が抱える諸課題を克服するための新しい地下水管理の試みとしての「持続可能性」と「ガバナンス」の理念に基づく「地下水ガバナンス」について、その理論と事例分析を通じて実践的プロセスの論点に沿った方向性を示し、参加者の皆様の知見を深めることを目的として開催するものです。

  地下水管理に関わる研究者・技術者はもちろん、水循環に関わる諸施策の推進を担われる国、地方公共団体、事業者、民間団体等の皆様に積極的にご参加いただきたいと考え、企画致しました。

日時

 平成31年7月28日(日)13:00~17:10

場所

日本大学文理学部 百周年記念館国際会議場

東京都世田谷区桜上水 3-25-40

 > アクセスマップ

参加費

 正会員:特別会員:5,000円、準会員:3,000円、非会員:5,000円(自治体関係者、学生)、10,000円(一般)

※1:自治体より地下水協議会としてまとめて参加申し込みされる場合は,自治体関係者扱いとさせていただきます(1団体当たり10名以上で参加申し込みされる場合はさらに1名当たり1,000円団体割引させていただきます)。

※2:参加費は事前振込み,当日支払いどちらも可能です。なお,参加申込み前に入会申込みをしていただければ,会員扱いとさせていただきます(入会申込みについては、学会ホームページ(http://www.jagh.jp/jp/g/join/)でご確認下さい)。振込み先については,参加登録後に事務局より口座をお知らせいたします。

※3:報道機関の取材申し込みは、直接、事務局にFAXまたはメールにてご連絡下さい。

定員: 200名程度

プログラム

内容:

13:00~13:10 開会挨拶               日本地下水学会会長 徳永朋祥

13:10~13:25 セミナー開催にあたって(15分)

          田中 正(筑波大学名誉教授)

13:25~14:10 地下水ガバナンスの概念とその推進に向けたわが国の課題(20分)

          千葉知世(阪南大学経済学部准教授)

        地下水学の進展過程と関連事項の概要-水循環の視点から-(20分)

          田中 正(筑波大学名誉教授)

質疑応答(5分)

14:10~14:55 合意形成研究が地下水ガバナンスに与える示唆は何か?(20分)

          遠藤崇浩(大阪府立大学現代システム科学域准教授)

        長野県安曇野市における地下水ガバナンスに係る合意形成事例(20分)

          山本 晃(八千代エンジニアリング株式会社)

 質疑応答(5分)

(14:55~15:05 休憩)

15:05~15:50 日本型地下水ガバナンスの構築へ向けた実践的プロセスへの示唆:インフラ関連事例を踏まえて(16分)

           八木信一(九州大学大学院経済学研究院教授)

                官と民による消雪用地下水保全の取組と今後の課題-新潟県内の事例を中心にして-(12分)

         坂東和郎(株式会社興和)

       地下ダムによる農業振興と地下水管理の変化:沖縄県宮古島市の事例(12分)

         中谷 仁(株式会社日さく)

質疑応答(5分)

15:50~16:30 地下水ガバナンスの国際的動向(35分)

         辻村真貴(筑波大学生命環境系教授)

質疑応答(5分)

16:30~17:00 セミナー・ラップアップ

                   司会 田中 正(筑波大学名誉教授)

17:00~17:10 閉会挨拶                     日本地下水学会副会長 中島 誠

17:30~19:30 懇親会:「居酒屋たつみ本店」、東京都世田谷区赤堤5-31-1

(日本大学文理学部より徒歩約10分)会費5,000円程度

CPD単位:3.6

学会整理番号:2019-09

参加申込

  • メール: 下記のフォームに必要事項を記載の上、学会事務局chikasui@nifty.comまでお送り下さい。
  • FAX:  下記のフォームに必要事項を記載の上、学会事務局03-3549-1135にお送り下さい。
  • web:  専用登録フォームからお申込みください。

メールおよびFAXいずれの場合も,学会事務局より,折り返し,申込確認のご連絡を差し上げますので,この連絡を持って参加登録とさせて頂きます。

学会事務局から折り返しの確認連絡がない場合は,お手数ですが事務局にお問い合わせください。


申込用紙

セミナー「地下水ガバナンスの理論・事例分析と実践的プロセスへの示唆」

・参加者氏名:

・所属(連絡先):

・郵便番号:

・住所:

・電話:

・e-mail:

・会員種別:正会員 準会員 特別会員 非会員(自治体関係者・一般・学生)

・参加費支払い方法:振込(事務局から振込先連絡) 当日持参(現金のみ)

・懇親会への参加:有・無

 (*若干名であれば当日受付も可能です)

・専門分野(任意)

 (**学生の場合は、学科あるいは専攻をご記入ください)


 申込〆切:平成31年7月26日(金)

申込み・問合せ先

公益社団法人 日本地下水学会

〒104-0045 東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座1008

TEL/FAX 03-3549-1135(毎週、月・水・金曜日) 

e-mail chikasui@nifty.com

 

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